米国株投資で億リーマン2号

アメリカ米国株で30歳400万円から50歳2038年までに総資産1億円を目指すサラリーマンの記録です。億り人のサラリーマンに向かってGO!!

ファイザー(PFE)を売却しました。長期投資家の私が半年で売却した理由

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2号です。

 

特定口座で保有していたファイザー(PFE)を28株売却しました。

これでPFEはNISA口座の26株保有となりました。

 

それぞれ、購入時は10万円程度でした。

売却によって、税別で8%程度の利益が出ました。ラッキー。

 

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なぜ売却したのか

さて、長期保有により配当再投資戦略を掲げている私が、なぜいまPFEを売却したのか?

 

それは、保有している理由を説明できなかったからです。

 

購入時は、ファイザーって有名だし、製薬会社で世界TOPクラス、高齢化で薬はまだまだ売れるし、配当も3%は出してくれるし、減配はリーマンショック時だけで、その前は25年以上も連続増配。いっちゃえ。という感じでした。

 

しかし昨日、丸一日休みだったことをいい機会にと、いま保有企業を見直してみた結果、なんでPFE保有してるのだろうか、という疑問に行き尽きました。

 

理由は下記の通りです。

 

理由その1:減配リスク

それまで配当貴族だったPFEは、リーマンショック時に減配しています。リーマンショックを理由に減配している企業がたくさんあるし、赤信号みんなで渡れば怖くないで、減配しようと経営者に邪な考えが過った可能性を否定できません。また一度増配が途切れた過去があれば、同じようなことが今後も起こらないとは言えません。

 

理由その2:M&Aリスク

その1と半分は同じ理由になりますが、製薬会社は次々にM&Aをしていく文化があります。一から研究開発するよりもよい技術を持っている会社を買収した方が効率がいいわけです。しかしそのM&Aの成功率は50%を切るといるようです。実は減配の理由は、リーマンショックではなく、M&Aの失敗が理由でした。つまり、今後も高確率でそのリスクを背負っていかなければなりません。

 

理由その3:研究開発費、回収できる?

製薬会社は、常に最先端の薬を製作するため、莫大な研究開発費を計上しなければなりません。しかし、ある日突然、他社の発見によってすべてが台無しになる可能性もあります。小野製薬がオプジーボによって株価をガツンと上げたように、それによって他の製薬会社はダメージを受けます。ギャンブルとは言いませんが、確実に儲けようと思うと結局M&Aの方が、ということになるわけですが。。。という考えです。

 

理由その4:分散しすぎ?

私は個別株を約10、VTIをポートフォリオの軸にしていますので、VTIによって分散は十分できているため、個別株はもっと集中投資でいいのではないか、と考え始めました。

 

理由その5:配当利回りに不満

上記の疑問を持ってしまった中で、PFE決して他と比較して配当利回りがいいわけではないです。であれば、保有している理由はもうありません。

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さよならファイザー

そんなわけで、疑問を持って、それが拭えないのであれば、それまでどうだったか考慮せず、その時の判断で売却、となりました。NISA口座の保有分も頃合いを見て売却する予定です。まだロールオーバーまでかなり余裕がありますので、配当を貰いながら時期を見て対応していこうと思います。

 

それ以外の保有株についても、なぜ保有しているかそれぞれ記事にしていきたいです。書けなければ、それはむしろ売却対象ですね。長期保有するからには保有理由をしっかり見極めなければなりません。

 

ちょっと甘かったです。反省して、またがんばります。