過去の失敗を大公開。味わえ、人の不幸は蜜の味だ。
- タカタ【7312】で大損
- トランプ大統領勝利で大損
- 友人に15万円を貸して、逃亡される
- フマキラー【4988】でブレブレ投資
- アメイズ【6076】&ソラスト【6197】で早すぎる利益確定
- 結局大事なことは、学びを止めないこと
億リーマン2号です。
今日は、過去のお金にまつわる失敗を公開します。笑ってやってください。こうして公開することで同じ過ちを繰り返さないようにしていきたいです。
タカタ【7312】で大損
シートベルト、エアバック、チャイルドシートなど自動車関連の安全器具で世界的にも高いシェアを誇っていたタカタは、2000年頃から供給していたエアバックに不具合が見つかります。当時はこれ隠ぺいしていましたが、2014年NYTimesにより報道され、問題が明るみに出て、株価が下がり始めます。
2015年初旬1株1300円の時に、私は「世界のタカタをトヨタやホンダが見捨てるわけない、そのうち戻る」と根拠のない自信により購入しました。
そして2015年11月更なる制裁金やホンダの決別宣言により、株価はさらに下落。このあたりで、株を手放しました。
当時の私は、大企業の不祥事で買い、その後復活を待って売ればいい、と考えていましたが、その初心も守れず、株の世界では情報弱者である個人投資家がニュース報道で売買するという最悪な行動をしていました。
トランプ大統領勝利で大損
2016年11月のアメリカ大統領選はヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏による激戦でした。当時のトランプといえば、過激な言動でかませ犬のような存在でしたので、大方の予想はクリントン氏の勝利で、私もそうなるだろうと思っていました。しかし結果はご存知の通り、大番狂わせでトランプ氏が勝利します。
当日の日本市場は、ヒラリー優位による株高から、トランプ逆転による大幅下落だったと記憶しています。トランプみたいなやつに大統領任せて大丈夫か?という不安による値動きでしたが、勝利宣言による演説はとても丁寧なもので、これに好感を示した市場はたった1日で元に戻りました。
この時私は、仕事中にもかかわらず結果が気になり、チャートに噛り付いていました。トランプ勝利が報道され株価が下がると、これはまずいと投げ売りしました。結果はお分かりの通り、株価は元に戻って大損となりました。
友人に15万円を貸して、逃亡される
株ではないですが、お金にまつわる失敗です。
社会人になり、自分で使えるお金が増えてきた頃、突然小学生の頃の友人から電話がかかってきました。内容は「娘ができたが母親(つまりその人の妻)が全く育児をしないから離婚したが、親権を取るための裁判にお金が必要だから貸してくれ」というものでした。今考えれば一蹴するような話です。
しかし、小学生の頃の私はその友人を子供ながらにとても尊敬しており、今でも自分の人生に大きな影響を与えた人物の一人だと考えています。はじめは断っていましたが、力になってあげたいし今の自分ならそれができる、と思ってしまった私は、ついに当時の貯金の半分を彼に送金してしまいました。その数か月後「来月から返す」という連絡を最後に、連絡が取れなくなりました。
ある日地元に帰った際、共通の友人から「あいつキャバクラに入り浸っている」という話を耳にし、私は「貸した金はあげたと思え、あの金は手切れ金だった」と割り切ることにしました。
フマキラー【4988】でブレブレ投資
ここからは儲けが出たが、失敗だったという反省です。
2014年に投資を始めたころ、自分なりの連想ゲームからこのような考えに至りました。「地球温暖化→虫が増える→殺虫剤が売れる→フマキラーの株が上がる」誰でも思いつくような論理ですが、まずは勉強だと思い、フマキラーの株を購入しました。
その後すぐに、蚊を媒体としたデング熱病の感染者が日本国内で発見され、株価が急騰します。これを好機とばかりにすぐに売却し、利益を得ました。
2017年今度はヒアリ騒動により、フマキラー株はさらに上昇します。保有を続けて入れば、5倍以上になっていたと思います。長期保有で投資したはずなのに、短期で売却してしまった悪い例です。
アメイズ【6076】&ソラスト【6197】で早すぎる利益確定
小型バリュー株ブログでは有名な弐億貯男さん(ブログ:サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。)を真似して買った株がアメイズとソラストでした。(現保有株のJESCO【1434】もその一つ)
それぞれ50%程度の含み益で利益確定できました。保有期間もそれまでに比べると長く、当時は満足のいくトレードでした。しかし、インバウンド需要と高齢社会に向け拡大する介護ビジネスはアベノミクスによってさらに拡大していきます。
米国株にすべてをシフトする決定をした上での売却だったため後悔はありませんが、これも学びの一つとなりました。おかげでJESCOは最低でも2倍、できれば5倍を目標に、弐億貯男さんが売却後も、握力強く保有できています。
結局大事なことは、学びを止めないこと
初志貫徹できず、大きな損失と小さな利益確定で、お手本のようなコツコツドカンを行ってきました。
自分で言うのもなんですが、失敗は失敗として受け入れ、今後同じ過ちを繰り返さないように学べばいいのです。20歳代のうちの失敗ですし、今となっては大きな損失ではありません。実際に損失を出したことで、しっかりと胸に刻まれました。今後も自律をテーマに投資活動を行っていきます。